11月24日の誕生花-八つ手（ヤツデ）

11月24日の誕生花

11月24日の誕生花-八つ手（ヤツデ）

八つ手（ヤツデ）の花言葉

分別

別名：天狗の葉うちわ（天狗のはっぱ）
英名：Fatsia
科目：ウコギ科
原産国：日本（東北南部以南から沖縄）
開花期：11月頃
入手可能時期：周年（葉物、枝ものとして）
長さ（草丈）：100ｃｍから200ｃｍ
花色：白（オフ・ホワイト）
花もち（切り花）：１０日前後（葉）
水あげ（切り花）水切り
取り扱いの注意点：特にありません。

星座：蠍座

八つ手（ヤツデ）More

日本に自生する植物で、江戸時代から、庭木として植えられるようになりました。また、150年ほど前には、シーボルトによってヨーロッパにも紹介され、現在では観葉植物としても出回っています。
「八つ手」という名前は、切れ込みのある葉の形に由来しますが、実際には、7もしくは、9枚に切れ込みがあり、「八」という数字が縁起が良い事から、「八つ手」としたそうです。
切り口などから、さややかな香りがしますが、これはヤツデサポニンという物質が含まれるからで、葉を乾燥させて生薬などにも使用されるそうです。生薬名を「八角金盤」というそうですが、そういえば、八角（スターアニス）の香りに似た香りをしています。
ヤツデ属の学名「Fatsia」は、「八手」を「ハッシュ」と読んだものをあてたそうです。
八手の花は、雄雌両性を持ちますが、同じ木の花から受粉しないよう、雄しべが咲き終わった後に雌しべが咲き、他の木からの受粉をするしくみになっているそうです。
天狗の葉団扇（テングノハウチワ）という別名は天狗がこの葉を団扇代わりに持っている事から。「テングノハッパ」とよぶところもあります。天狗は、魔よけにこの葉を持っていたんですね。

鉢植えで育てる場合・・

日陰でも育ちますが、真夏の強光線は避けるようにします。
水やりは土の表面が乾いたら与えます。
耐寒性もありますが寒冷地では、冬場には室内へ移動させます。
挿し木、または、実生で殖やせます。挿し木の場合は、7月～9月頃行います。実生の場合は、4～5月に黒く熟した実を採取し、よく洗って果肉を落としてから撒きます。

11月24日生まれの有名人
※敬称略_ (._.)_
アンリ・トゥルーズ・ロートレック/フランシス・ホジソン・バーネット/ジェラルディン・フィッツジェラルド/ローレンス・スター/　川合玉堂/　清川虹子/　加藤治子/　鈴木真砂女/　中村孝明/　湯浅卓/　立川理恵/古村比呂/山本太郎

記念日-11月24日は何の日-
和食の日/　オペラの日/　鰹節の日/　東京天文台設置記念日

ＭａｒｙＰｏｐｐｉｎｓギフトアドバイス

花材としては花ではなく葉をや枝が流通しています。葉は、緑のもの以外にも、白い斑入りのものや、人工的に着色したものもあります。とても日持ちが良く、葉の切り口からは、爽やかな香りがします。鉢植えの場合冬の寒さと乾燥を避ける事以外、あまり条件を必要としない育てやすい植物ですし、観葉植物としてのギフトもいいですね。
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